神戸 須磨 でヘナ ができる 頭皮に優しいGON美容室のゴンでございます!
最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門連続シリーズ。
口に入れるもので、発達障害を改善しよう♪
目次
最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門
遅延型アレルギー検査では、GFCFダイエットの指導の他に、陽性反応が出た食材にて、連日にならないように指導しています(大豆製品、卵、乳製品などのアレルギーになりやすいものは週2回は食べない日を作るように指導します)。
また、食べたことによって 明らかに症状が増悪する食材は、検査結果にかかわらず除去してもらっています。
運動機能のトラブルはヘム鉄で改善――鉄欠乏の子どもは多い発達障害系のお子さんの多くは、運動機能にトラブルがあります。
姿勢が保てない、四肢の協調運動が苦手で走る姿がぎこちない、すぐに転ぶことが多いなどが典型的な運動系の症状です。
これらの症状は、ドーパミンの不足によって生じることが多く、適切なヘム鉄の補充によって比較的早期に改善されます。
お子さんにとって、運動機能の発達は、体育の授業で走るスピードが速くなり、体操においても、でんぐり返りや鉄棒などが上達することを経験できるため、自信を取り戻すきっかけになるようです。
発達障害などのお子さんだけでなく、実は子どもにとって、鉄欠乏はとても起こりやすい。
成長期に大量の鉄が必要となるためです。
子どもが朝起きにくくなった、疲れやすくなった、集中力がなくなった、運動パフォーマ ンスが落ちた、成長痛を訴える、などがあったときには、鉄の不足を疑い、積極的に鉄の補 充を試みるべきだと思います。
第3章 オーソモレキュラーの実際——症例から学ぶ
普通学級での入学が可能に Kくんには、GFCFダイエットに加え、ビタミンB群、ナイアシン、ヘム鉄、DHA製剤などの栄養をサプリメントで補い、定期的に血液検査を受けてもらいました。
コミュニケーション能力の向上が、お母さんの主な希望でしたが、治療初期には手足の運動機能の向上が顕著でした。
ぎこちなかった歩き方や走る姿勢などが整い、四肢の協調運動が改善しました。
さらに、以前から習っていたピアノが急激に上達し、あっという間に同年代では飛びぬけ たピアノ演奏ができるようになり、なんと全国大会へ出場しました。
そして次第にいろいろなことに興味を持ってくれるようになり、体操・水泳・絵画などにも楽しそうに取り組むようになりました。
◇プロテイン製剤
プロテイン製剤は、肉や魚などの食材からのタンパク質補給が困難な場合には、胃腸の負担も少なくすることができるため、より積極的に補充することが重要です。
原材料は、乳タンパクか、大豆タンパク由来のものが多くあります。
乳タンパクの場合には、カゼインを含んでいないホエイタンパク(乳清タンパク)のほうがよいでしょう。
ただし、精製過程でカゼインが完全に除去されているかどうかは、情報を見るだけでは判断できません。
大豆タンパクも乳タンパクも、アレルギーが作られる危険性があります。
一つの対策として、低分子加工があります。
分子量を小さくし、ペプチドレベルにまで低分子にすると、匂いや味が乳や大豆であっても、アレルギーになる可能性がとても低くなります(当院では低分子加工のプロテインを使用しています)。
米から抽出されたライスプロテインや、その他の低アレルギー性の原材料を使うことも増えてきています。
第5章 積極的な栄養素の補給のために――サプリメント
◇アミノ酸製剤
プロテインのサプリメントでもお腹の負担を感じる方には、消化酵素による分解の必要がない状態のアミノ酸を用いることで、必要なタンパク質量を賄うことが可能になります。
不足しているタンパク質を補うことを目的にしているときには、必須アミノ酸の摂取などがお勧めです。
アミノ酸は、個々のアミノ酸が独自の作用を有することが知られるようになり、多くの病態改善のために応用されています。
全てをここで紹介・説明することはできないので、代表的なアミノ酸について紹介します。
〈BCAA〉
バリン、ロイシン、イソロイシンという3種類のアミノ酸を、まとめてBCAA (branched – chain amino acids : 分岐鎖アミノ酸)と呼びます。
BCAAは、主に筋肉で代謝されるアミノ酸であるため、肝臓の機能が低下しているときにも有効に利用されます。
一般的にはカロリー消費の主役である筋肉量を増やす効果があることから、「ダイエットアミノ酸」などと呼ばれることが多いアミノ酸ですが、肝硬変という肝臓が重度に 傷害された状態でも、タンパク質の代謝を改善させることから、処方の薬剤としてもBCAAは使われることがあります。
飲酒、投薬以外にも、脂肪肝など、肝臓に負担がかかることが多いため、BCAAは 応用されることが多いアミノ酸です。
BCAAの一つであるロイシンは、インスリン様の作用があることがわかり、食前に 摂取することによって、血糖値の上昇を抑え、食後のインスリン分泌を減らすことがわかりました。
またロイシンによって、タンパク質合成が刺激されることなどもわかり、従来の「タンパク質の材料」というアミノ酸の作用とは異なる、多くの作用が注目されるようにな っています。
第5章 積極的な栄養素の補給のために――サプリメント
処方箋で使うことができる胃にもグルタミンが応用されている。
オーソモレキュラーでも、消化吸収の効率を上げるためには、グルタミンは必須のアミノ酸です。
腸内環境が悪化しているときには、乳酸菌などのプロバイオティクスであったり、食物繊維やオリゴ糖などのようなプレバイオティクスなどばかりが注目されますが、栄養素の吸収の場である腸粘膜の上皮にはグルタミンが必須なのです。
またストレスや病態時には、グルタミンの需要が知られています。
そのときには、必要なグルタミンを得るために、筋肉に含まれるタンパク質が分解され、 血液中にグルタミンを供給します。
グルタミンは気道や鼻腔の粘膜にも必要であり、免疫の主役であるリンパ球も、グルタミンをエネルギー源としているため、風邪をひきやすいような方にもグルタミンは有効です。
さらにグルタミンは、興奮系の神経伝達物質のグルタミン酸と、抑制系のGABAと いう、相反する2種類の神経伝達物質の材料でもあり、脳の機能の安定化には必須ミノ酸です。
また、体内で発生したアンモニアを除去する作用も有しており、多くの病態で応用が可能です。
現代の食べ物には栄養素がない
昔のほうれん草は、ヘンな味がしてましたよね?
鉄の味というか苦味というか、えぐみというか・・・・。
だから嫌いだ!って言う人も多いと思います。
日本の土地には、化学肥料の多用によって滋養が残念ながら、すでにありません。
日本が農薬使用量世界一です。
そして遺伝子組み換えのものも出てきています。
できるだけ自宅で調理し、調味料も変えても、その素材自体に栄養価がないと言うのも困ったものです・・・・。
よって、少し前ではサプリメントの摂り過ぎはダメですよ!
って良く言われてましたが、現在は使用し、足りないであろう栄養素を取り入れています。
調味料からは余分な添加物が入ったものを使用しない -の発想で、足りない栄養素は+の発想です!
続く・・・・・・。