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厚生労働省の2012年の「国民健康・栄養調査結果」の推計によると「糖尿病が強く疑われる人」は約950万人にのぼるそうです。

今は2018年なんでもっと増えてるでしょうね。

また、糖尿病の可能性を否定できない「糖尿病予備群」は約1100万人だそうで「糖尿病」と「糖尿病予備群」の２つを合わせると約2050万人になります　(￣◇￣)

この「国民健康・栄養調査」は5年に一度行われていて、

前回の2007年より「糖尿病が強く疑われる人」は約60万人の増加、糖尿病の可能性を否定できない「糖尿病予備群」は220万人の減少で、2007年の2210万人より計160万人の減少となったそうです。

これは1997年の調査開始以降、初めての減少だそうで、喜ばしいことではあります。

しかし、1997年の調査開始時は1370万人だったそうですから、15年間でおよそ680万人も激増していることも事実です。

今ではもっと増えてるでしょうね。

また、ここで重要視しなければならいのが糖尿病が強く疑われる人のうちの「ほとんど治療を受けていない人」の割合です。

糖尿病が強く疑われる人のうち、全体で「ほとんど治療を受けていない人」は約3割いるのですが、40-49歳の年齢に限ってみると、なんと男女ともに約5割の方が治療を受けていないという結果になっています。

糖尿病ははじめのうち、痛みなどの自覚症状がありません。

だから、検査で血糖値が高かったり、治療が必要といわれたことがあっても、そのまま治療を受けない人が多いのだと考えられます。

でも、症状が無いからといって血糖コントロールを行わずにいると、合併症を引き起こしてしまい、最終的に死に至ってしまうこともあるのです。

糖尿病を放っておくと引き起こす合併症についてはまた次回お話させていただきますね。