2023年 7月8日 更新
神戸でヘナができるGON美容室のゴンでございます♪
今回の本はめちゃ分厚い本で、最近、近所で畑を借りて野菜作りをする際に、お客さまの畑の先輩に良い本はないかと尋ねたところ、この本を紹介してくれました。
この本は、実は次にGONも買う予定でいた本で、植物(微生物)から入る人もいれば、GONのように健康や病気の方からも興味のある本です。
題を読んでもわかる通り、土と内臓ですからねー😚
目次
土と内臓―微生物がつくる世界
肥満、アレルギー、コメ、ジャガイモ
みんな微生物が作り出していた!
植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、同じ働き方をしている。
マイクロバイオーム研究で解き明かされた人体での驚くべき微生物の働きと、土壌根圏での微生物相の働きによる豊かな農業とガーデニング。
農地と私たちの内臓にすむ微生物への、医学、農学による無差別攻撃の正当性を疑い、地質学者と生物学者が微生物研究と人間の歴史を振り返る。
微生物理解によって、たべもの、医療、私達自身の体への見方が変わる本。
私たちは、天動説から地動説へ変わった頃と同じような、輝かしい科学革命の時代に生きています。この革命の主役は微生物――細菌、原生生物、古細菌、菌類(それから生物とはいえないかもしれませんがウイルス)です。
土壌の生産力から、人体の免疫系まで、微生物の群集が動かしていることを、ここ20年の生物学は明らかにしてきました。
しかし、医学も、農学も、微生物の有益な面を理解して伸ばすのではなく、殺すことを基準にしたままです。
これまでの1世紀に渡る病原体との戦いを考えれば、致し方ないことかもしれませんが、地平線に沈む太陽を見ながら地動説を受け入れるのに大変な抵抗があったように、生物界が、人間の肉眼では見えない微生物によって成り立っていることを理解するのには、大きな摩擦があるでしょう。
本書は、その摩擦を減らす潤滑油のような作品です。
この分野の専門家ではない優れた科学者夫妻が、自宅の庭のガーデニングと、自らのがん体験から、土壌と人体を取り巻く微生物が、わたしたちの生命にとって欠かせない役割を果たしていることを、噛み砕いて論じてくれているからです。
『失われゆく、我々の内なる細菌』の著者である細菌学者のブレイザー博士が本書に賛辞を寄せているように、土と人体を併せて論じている本書は、天動説から地動説への転換に大きな力があると考えています。
マイクロバイオーム研究で明かされた人体での驚くべき微生物の働きと、土壌での微生物相の働きによる豊かな農業とガーデニング。
農地と私たちの体内にすむ微生物への、医学、農学による無差別攻撃を疑い、地質学者と生物学者が、微生物研究と人間の歴史を振り返る。
微生物理解によって食べ物、医療と私たち自身の体への見方が変わる本。
医学、農学も、微生物の有益な面を見ず殺すことが基準
もうご存じかと思いますが、医者に行くと風邪なんかでも抗生物質が出ます。
結構なんでも、抗生物質が出ます。
しかし、この薬を飲むと良い菌も悪い菌もすべて抹殺してしまうって事が多くの人はわかっていません。
そして、今の流行り病においても、除菌、除菌とアホみたいになっております。
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これも、手についてる良い常在菌までも殺害し、かえって悪い菌を引き寄せることになります。
そして我々の美容の分野においても、頭皮に異常が起こると殺菌系のシャンプーや抗菌剤入りのシャンプーでお客様はケアしてしまいます。
これはわかりやすいので、頭皮の話で説明させていただくと、同じく殺菌剤で頭皮を除菌するため、一時的に頭皮が改善した感じになります。
しかし、良い常在菌まで殺してるので、今度は悪化していくパターンになるのです!
しかしながら今の📺CMを見てると、頭皮の痒さには!この薬とか、このシャンプーってCMしてるので効果ある!って思ってしまうのも仕方ないのですが・・・・・。
しかし、最初だけ良い状態が続き、その後は悪化します。
nこの仕組みは、植物を育てる際の農薬や、殺虫剤も同じこととなります。
そして土の場合は、化学肥料も使用するので、その後は土の中での微生物はぐちゃぐちゃな状態になってる事が予測されます。
土の場合も人間と同じで、最初のうちは良く良く収穫できるかもしれませんが、だんだんと虫も余計に来るようになるし、作物もとれなくなるのです。
薬を使えば使うほど、微生物の状態が悪化し良くない現象が起こります。
抗生物質も、緊急時には必要であり、大きな病気や、歯の治療の時は必ず必要です。
ただ、風邪や軽い病気の時には使うべきではないと心得ましょう 😐
続く・・・・・・。