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神戸・須磨のGON美容室のゴンでございます♪
「界面活性剤って髪や頭皮に悪いんちゃうの?」——よくあるご相談です・・・・・。
通販のお客様や美容室のお客様の中にも界面活性剤は・・・・嫌です・・・・・って。
嫌ですとか言われても、界面活性剤が少ないものになると泡がたちません 😐
イコール → 髪は洗えないし、傷みやすくなります。
結論から言うと、正しく選んで、正しく使えば味方。
むしろ、髪と頭皮を清潔に保つために欠かせない存在なんですよ🫧
界面活性剤のキホン|水と油を“仲良く”させる仕組み
界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせる(エマルジョン化)ための成分。
皮脂・汗・整髪料などの油汚れを水に分散させ、洗浄しやすくしてくれます。
- 油分をキャッチして水に流しやすくする
- 泡立ち(クッション)を作って髪同士の摩擦を減らす
- シャンプー・トリートメントの成分を均一に広げる
泡が無いと摩擦でダメージしやすく、広範囲をスムーズに洗うのも難しくなります😣
ようするに清潔にできません!
種類でこんなに違う!界面活性剤の“性格”
界面活性剤はざっくり言うと「石油系」と「天然由来」に分けられます。
さらに用途によって性質(洗浄力・刺激・コンディショニング性)が変わります。
今は違うと思いますが、その昔では台所洗剤に近い市販シャンプーもありました 😮
石油系(高洗浄・やや刺激)
- 特徴:泡立ち・洗浄力が高い。コストは抑えめ。
- 向き:皮脂が多い・スタイリング剤をたくさん使う日など。
- 注意:敏感肌・ダメージ毛は使い方に配慮を。
天然由来(マイルド・低刺激)
- 特徴:肌当たりがやさしい。バランス型。
- 代表例:大豆由来などの自然由来成分。
- GONの方針:当店では天然大豆由来の界面活性剤配合製品を厳選しています🌱
シャンプーでの役割|「泡のクッション」が守るもの
シャンプーに界面活性剤が入っている理由は、汚れを落とすため+髪を守るため。
特に泡のクッションが大事で、これがないと髪がこすれてキューティクルが乱れやすくなります!
- 泡がある → 均一に伸びる/摩擦ダメージを軽減
- 泡がない → 洗えている実感が乏しく、ロングは非常に傷みやすい
“界面活性剤不使用シャンプー”の落とし穴(実体験)
昔、GONでも超こだわり不使用シャンプー(300ml 約6,000円)を試しましたが、泡立たず・洗った気がせず・ロングは摩擦で傷む…と残念な結果に😬
海外の高級ヴィーガン系でも、素材は良いのにギシギシで櫛が通らないケースがありました。
操作性(使い心地)は侮れません。
トリートメントでの役割|均一コーティング&保湿サポート
トリートメントは保湿・櫛通り・表面のなめらかさが目的。
界面活性剤は成分を均一に広げ、ムラなくコーティングするのを手伝います。
水と油分を混ざりやすくする役目も。
シリコンの話|石油系と天然由来で仕上がりが変わる
- 石油系シリコン:持続性が高い反面、蓄積しやすく取れにくいことも。
- 天然由来シリコン:よりやさしく、自然なコーティング感。洗うと取れる。
石油系シリコンを常用している髪は、パーマ・縮毛矯正・カラーの薬剤が入りにくい場合があります。
逆にある時間を超えると急に膜が溶けて急激に浸透してダメージが出やすいので、施術前の状態把握が超重要。
GON美容室では事前カウンセリングでしっかり見極めます。
石鹸シャンプーは当店ではおすすめしません|GON美容室の理由と本音
多くのお客様から「石鹸シャンプーを使ってます」と言われますが、当店では石鹸での洗髪はおすすめしておりません。
理由① アルカリ性で髪と頭皮に負担
石鹸はアルカリ性であることが多く、髪や頭皮にとっては良くない性質を持っています。
髪は弱酸性が理想の状態。アルカリ性で洗うとキューティクルが開き、パサつきやゴワつき、枝毛の原因になります。
理由② 石鹸カスの蓄積
- 対応ヘアケア 👉
この石鹸カスはシャンプーの泡立ちを妨げたり、毛穴を詰まらせる原因となり、抜け毛や頭皮トラブルを招きます。
理由③ カラー・パーマとの相性の悪さ
石鹸のアルカリ性は、カラーやパーマの持ちを悪くする傾向があります。
せっかく施術した色や形が早く崩れてしまう可能性が高く、当店の仕上がりを長く楽しんでいただくためにも避けたい洗髪方法です。
ヘナカラーの場合も同じくです!
石鹸は昔ながらのイメージで“体に良さそう”と思われる方も多いですが、髪と頭皮の健康を長期的に守るなら避けた方が良い洗髪方法です。
身体を洗う分や、頭皮に異常がある場合、一時的に使うのには問題はありませんが長期使用は✖。
GON美容室では、安全性+操作性のちょうど良いバランスを大切に、お客様一人ひとりに合ったヘアケアをご提案しています。
敏感肌さんは“何を使っているか”に注目🔍
界面活性剤=全部悪いではありません。
敏感肌・アレルギー体質の方は、種類と濃度、使い方に注目を。
まずは低刺激処方+天然由来をベースに、頭皮の様子を見ながら頻度や量を調整しましょう。
髪質・悩み別の選び方ガイド
① 皮脂多め・ベタつきやすい
- 洗浄力やや高めのシャンプーを
- スタイリング剤が多い日は「予洗い+本洗い」のダブル洗い
黒麗シャンプー
② 乾燥・ダメージ毛/ロング
- マイルド系(天然由来)で泡のクッションをしっかり
- 中間〜毛先は保湿重視のトリートメントを丁寧に
対応ヘアケア 👉 アルマティエラOTONAシャンプー |アルマティエラモイストシャンプー
③ 敏感肌・フケ・かゆみが出やすい
- 低刺激&シンプル処方を選択、成分数は少なめが無難
- お湯の温度は38℃前後、すすぎは十分に
対応ヘアケア 👉 アルマティエラkodomoシャンプー アルマティエラピュアナチュラルシャンプー
黒麗シャンプー
④ カラー・パーマを長持ちさせたい
- 洗浄力はほどほど、摩擦と熱ダメージを徹底回避
- ドライ前のアウトバストリートメントで保護
- 対応ヘアケア 👉 リトルサイエンティスト トイトイシャンプー
正しい洗い方・乾かし方のコツ(超実用)
シャンプー
- 予洗い60秒:ぬるま湯で皮脂・埃の7割は落ちます
- 泡立ては手で:原液ベタ塗りはNG、必要なら少量の水で乳化
- 指の腹でやさしくマッサージ、爪は立てない
- すすぎ120秒:耳裏・襟足は残りやすい
トリートメント
- 中間〜毛先中心、根元は薄く
- 粗めコームで均一になじませる
- 置きすぎ注意:表示時間を守る
ドライ
- タオルドライはポンポン優しく(水気を挟み取るイメージ)
- ドライヤーは根元→中間→毛先の順、最後は冷風でキュッと締める
よくある誤解を整理|湯シャン・ノーシャン問題
湯シャン(お湯だけ)は、体質・食事・水質・生活環境で合う合わないが極端に分かれます。
合えば良いですが、合わない方はフケ・かゆみ・臭い・べたつきが出やすい。
そもそも昔に人に比べ、腐るものより腐らないものを(添加物・防腐剤)多く摂ってるので身体に残留しやすい。
しかも頭皮は排泄器官で、ここに重金属や不純物が溜まる。
無理に継続せず、マイルドなシャンプーを上手に取り入れるのが現実的です。
非常に細かいクラスター水を使用もしくは、すごい高性能のシャワーヘッドを使ってる場合は良いかも!
GONの推しポイント|“安全性+操作性”のちょうどいいバランス
GON美容室では、天然大豆由来の界面活性剤を採用したバランス型のケアを基本に、髪質・頭皮状態・生活習慣までトータルで見てご提案します。
こだわり派の方には、よりミニマルな処方のものもご案内可能。
まずはお気軽にご相談ください😊
FAQ|界面活性剤とヘアケアの疑問に答えます
Q1. 敏感肌でも毎日シャンプーして大丈夫?
A. 汗をかく季節や皮脂量が多い日は毎日でもOK。
基本、毎日シャンプーするほうが良いです。(石油系のシャンプーはべつ)
マイルド処方+すすぎ徹底+ドライ前の保護で負担を最小限に。
Q2. シリコンは全部NG?
A. 使い方次第。仕上がり重視の日はアリ、けど水溶性シリコンの場合です。
Q3. パーマや縮毛矯正がかかりにくいのはなぜ?
A. 石油系シリコンやスタイリング剤の蓄積で薬剤が入りにくい場合があります。
施術前の状態確認と前処理が大事。GONで一緒に最適ルートを決めましょう。
まとめ|“悪者探し”より“最適解探し”
界面活性剤は敵ではありません。
種類・濃度・組み合わせ・使い方で、髪と頭皮の味方にも敵にもなります。
あなたの髪と暮らしに合った“ちょうど良い”を、GON美容室が一緒に見つけます🫶