神戸・須磨でヘナのできる日興ビューティサロンGON美容室のゴンでございます!
今回は黒麗製品を使ってはいるが、毛が抜ける・・・・
目次
抜け毛についての話です。
お客さま情報
①黒麗製品を5月下旬から使用
②頭皮が薄く透けてみえる
③髪はパサパサ
④ゴワゴワし、癖毛になった
⑤ブログの使用法、シャンプー前に毛先にリンス、ダブルシャンプー後、リンスも長く時間を置いてる
⑥クリニックにて、外用薬ミノキシジルや内服薬
⑦首コリ、頭皮が硬い
⑧パソコンの仕事で8時間
⑨閉経してる
⑩50代
⑪綺麗な髪になりたい
使用黒麗製品
・コクレイシャンプー、コクレイトリートメントリンス
・黒麗育毛剤
・黒麗ヘアートリートメントローション
・黒麗ヘアートリートメントクリーム
まずは①②からのご説明です
黒麗(コクレイ)製品と抜け毛の関係について
理学美容の黒麗製品には、多くの一般的なシャンプーに使用されている「収れん効果を持つ成分」は配合されていません。
そのため、今までお使いのシャンプーに収れん系の成分が含まれていた場合、切り替え直後に一時的に抜け毛が増えたように感じることがあります。
これは髪や頭皮が本来の状態へ移行する過程で起こる現象であり、抜け毛の一因となる可能性があります。
女性のライフステージと髪の変化
また、女性は35歳を過ぎたあたりからホルモンバランスの変化が起こりやすくなります。
閉経前後を含め、体や髪質に大きな変化を感じる方も多いです。
このような変化は一時的なことが多いため、安心して黒麗製品を使い続けていただくことをおすすめします。
ただし、何もケアをしないと、そのまま髪や頭皮の状態が定着してしまうケースもあるため、日常的なケアを大切にしてくださいね。
- 黒麗製品は収れん剤を配合していないため、本来の頭皮環境に整えていくシャンプーです。
- 切り替え時に一時的な抜け毛が増えることがあるが、長期的には頭皮環境改善に繋がる可能性があります。
- 女性の年齢変化(35歳以降)による髪への影響も考慮し、安心してケアを続けることが大切です。
詳しくは↓
コクレイヘアーシャンプーを使って抜け毛が出る場合
髪がパサパサになる原因|更年期・閉経と髪質の変化
髪がパサパサ・乾燥した状態になるのは、特に更年期や閉経前後の女性に多く見られる症状です。
ホルモンバランスの変化によって、女性らしい艶やハリが失われ、髪がスカスカしたように感じることがあります。
ゴワゴワ・くせ毛になる原因
髪がゴワゴワして扱いにくくなるのも、同じくホルモンバランスの乱れが影響しています。
「今までなかったくせ毛が出てきた」というご相談も非常に多いです。
実はこれは、太い髪が抜け落ちて、本来隠れていた髪が生えてくるために起こる現象です。
その新しく出てきた髪は太さや重さが少ないため、よりクセが強く見えてしまうことがあります。
更年期と髪質変化の多様性
さらに興味深いのは、更年期や閉経によって「くせ毛になる」ケースもあれば、「直毛に変化する」ケースもあるということです。
つまり、髪質の変化は人それぞれであり、ライフステージに合わせたヘアケアが大切だと言えます。
詳しくは ↓
ホルモン違い 男性は瞬発力、女性は持続力が特徴です
黒麗シャンプーやトリートメントを使っても状態が良くならない?
「シャンプー前に毛先にリンスをつけ、ダブルシャンプーをして、その後にリンスを長く時間を置いているのに髪の状態が良くならない…」
そんなご相談をいただくことがあります。
実際に目で確認していないので推測になりますが、改善にはしばらく時間がかかるケースも多いです。
改善が進まない原因の一例
黒麗シャンプーで頭皮を清潔に保ち、黒麗トリートメントをしっかり時間を置いて使っても、髪の内部まで行き届いた栄養が流れてしまうことがあります。
その背景には以下のような要因が考えられます。
- ホルモンバランスの変化(特に女性のライフステージによる影響)
- 頭皮の硬さや血流の悪さ
- 首や肩の凝り
- 長時間のパソコン作業による影響
外からのケアだけでは不十分なことも
髪の状態を整えるためには、シャンプーやトリートメントといった外側からのケアに加えて、
食生活・頭皮マッサージ・身体のケアを合わせて行うことが大切です。
毛母細胞と生活習慣
髪の根元にある毛母細胞は、女性ホルモン(卵胞ホルモン)や自律神経の働きと深く関わっています。
特に午後10時~午前2時は副交感神経が優位になり、髪や頭皮の回復に重要な時間帯といわれています。
質の良い睡眠をとることも、健やかな髪づくりには欠かせません。
詳しくは↓
毛髪の基礎知識
薄毛治療と薬・漢方についての考え方
クリニックでは、外用薬のミノキシジルや内服薬(AGA治療薬)が処方されることがあります。
確かに、薬によって一定の変化や現状維持を感じる方もいらっしゃいます。
実際に当店のお客様(男性)でも、テレビCMでも有名なAGA治療薬を服用して「抜け毛が減った」と感じている方もいます。
ただし「劇的に生える」というよりも、どちらかといえば現状維持のイメージに近いケースが多いようです。
薬のリスクについて
一方で、男性ホルモンに関わる薬はホルモン分泌を抑える作用を持つため、副作用として「子どもができにくくなる可能性」など、身体への影響が懸念されることもあります。
つまり、薬は効果と同時にリスクもあるということを理解しておく必要があります。
食事・漢方という選択肢
薬に頼らずに食生活を整えることや、漢方を取り入れることも有効なアプローチのひとつです。
当店でもお世話になっている漢方専門店「翔貴」さんでは、特に独自の「糸練功(しれんこう/医療気功)」を用いた相談を行っています。
糸練功とは、患者さまの直筆の字を使って身体の状態を把握し、遠方からでも相談できる方法です。
費用は自費(1万円程度)になりますが、奥に潜む原因を探り出し、体質に合わせた漢方を提案してくれる仕組みです。
自費診療と保険診療の違い
保険診療の漢方は「対処療法」に近い形で処方されることが多いため、半年以上続けても変化を感じにくいケースがあります。
一方で、自費診療の漢方でも「対処療法的に処方するだけ」のところもありますが、根本的な原因を見つけて治療をしてくれる漢方医に出会えれば、大きな違いを実感できる方もいます。
まとめ
- 薬(ミノキシジル・AGA治療薬)は現状維持にはつながるが、副作用のリスクもある
- 食事改善や漢方といった選択肢も併用することで、根本的なアプローチが可能
- 「糸練功」による遠隔相談は、遠方の方にもおすすめできる方法
- 根本原因を見極める漢方医を選ぶことが大切
へ続く・・・・・・。